マルシンモデルガンS&W M439下地処理

正直なところ、僕はポリマーフレームなどの最新銃にはあまり魅力を感じません。実用うんぬんは抜き(手にするのは モデルガンですから全部樹脂製ですが。。。)にして、できることなら、銃は金属の質感豊かな美しいものであって欲しいなと思います。

というわけでブルーの似合う70,80年代オートM439の登場です。





M39,439のモデルガンは マルシンとMGCから発売されていました。MGCの物は発火性能がいいのかオークションでも高値で取り引きされています。現行のモデルがなら発火させようかなぁとも思うのですが何せ廃盤モデル(再販されました。)です。発火してヒビでも入ったらコトです。


となると、飾って眺めておとなしく楽しもうということになります。さいわい マルシンのモデルガンは相対的に安価に手に入り、疑似ショートリコイルしますので、ブルーイングして眺めて楽しむという用途にはピッタリと言えます。


作業にあたって実銃の439の資料を探しましたが、海外ネットオークションなどの不鮮明な写真しかありませんので、とりあえずGUN誌のバックナンバーでM52が載っているのを手に入れ、作業にとりかかるのでした。


左は、研磨の終わったスライドです。この時代のヘビーウェイトは現行の物と素材が 違うような気がします。サイド発火のためエキストラクターはその形がモールドされているのみです。本当は別パーツ化したいのですが、今のところは周囲をアートナイフで切り込んで溝を深くしています。
スライドはほとんどが平面の組み合わせのため作業はやりやすいですが、ヒケも多いので、結構削り込みます。

今日はこの辺で作業終了です。上の状態になるまで3日かかっています。といっても毎日2~3時間の作業です。仕事から帰ってきての長時間の作業は集中力も持続できません。「まぁ、このくらいでいいかぁ」と妥協してしまえば、仕上がりはやはりそれなりになっていまします。2、3時間の作業の方が一端冷静な目で作業工程を見られ次の作業へ急いでしまうことも防げます。もちろん、深夜の作業は次の日の本業にも差し支えてしまいますしね。

作業が終わったら酸化を防ぐため、ジップロック入れて空気を抜いておきます。




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