S&W M36 チーフモデルガン入手

Dsc_3567 いやー、探しました。以前にブルーイングしたことはあるんですが、前回のミリポリに続いてのスナブノーズをレポートできるようにと新品を探していたのです。メーカー在庫はもはや、販売店の在庫もが払拭しているため、半ばあきらめかけてた時に『在庫ありますよ~』の連絡が。しかも立て続けに2丁。予定外の出費です(-_-;)


 


Dsc_3568 開封。小さいですね。デッドストックですので、オイルは乾きはじめています。むしろその方がブルーイングするにはいいです。




 


Dsc_3569 リアルさや作動の確実さで言えばコクサイなんでしょうが、刻印 、ブルーイングが可能と言うことで、ハートフォードに軍配があがると思います。


しかし!せっかくのその刻印 は。。。


 


Dsc_3572_1


なんじゃこりゃ?!ってくらいの浅さです。『刻印 』と言うよりほとんど『けがき線』。平面出しのペーパーがけでアッサリ消えてくれました。


 


Dsc_3571こっちサイドはもっと『けがき線』。一部消えてます。しかもサイドプレートの合わせ目もガタガタ。M19、ビクトリーは、はずすのが大変なくらいタイトなのに。サイドプレートの境界線を修正するためには、かなり削り込みましたので、こちらの刻印 もあっという間に跡形もなくなりました。   


Dsc_3580_1刻印 入れ直してみました。今回から自前の刻印 です。実はちょっと前に刻印 機を手に入れてたんですが、コイツは、データ作ってすぐに刻印 したのではとても使い物にならないようなシロモノでした。しばらくはオブジェと化しヤフオク出品か?と思いましたが、たたき売るのも惜しかったので、精神的にゆとりができるようになってから、あっちこっち調整して、やっと見せられるものができるようになったのです。この1ヶ月ブルーイングに割く時間よりこの刻印 機と格闘している時間の方が長かったですね。正直しんどかったです。写真はフレームのみブルー処理終わってますが、シリンダーがまだです。キズが多いですが、シリンダーの処理後、コンパウンドをかけますので、ピカピカになります(なるはずです)。


Dsc_3585 小さいので、こんな置き方もできそうです。


 




 


Dsc_3586 こんな置き方も。。。変な写真ばかりならべてるのは。。。


 


Dsc_3582 ヨークの処理が途中だからです。久しぶりに1日詰めて作業したので電池切れです。『塗り』のブルーは、染まるのにものすごく時間がかかります。今日は14時から19時までやってましたので、5時間ですね(もちろん研磨は別です)。その間ブルー液を筆で塗り伸ばす作業を無心で繰り返しています。


時間をかけた分しっかり染まるため、表面からではなくもっと奥の方から妖しい光を反射するようになります。上の写真は刻印 を撮りたかったので、レフ板で光を調整して撮影してありますが、普段手に取る時は、青すぎず黒すぎないちょうどいい色だと思っています。(ちなみに上の写真2枚は天井の蛍光灯+スタンド(蛍光灯)+スタンド(白熱球)の3灯です。)


ブルーイングは「染める」ことに重きが置かれがちですが、下地をちゃんと作ることの方が重要だと思ってますので、色は二の次かなと思います。ちゃんとした下地が作れていれば、それなりの色は付いてくるんじゃないかなぁと最近思えるようになってきました。


近々完成させます。

2 件のコメント :

  1. か、か、カックイイ!(^_^)
    オイラの九州の方では、もはや問屋にも存在しないと言われてしまいました。ほんの半年暗い前だったか、まだ、着色済みのキットモデルがあったのに、次の週には無くなってたのだ。
    刻印機、いいですねぇ。近所で出来ることを探してます。
    さすがに、削り込んで消えてしまう刻印を意識してたら平面だしなんかできないですもんね。^_^;
    また、ブルーが綺麗ですねー!

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  2. ビンセント2006年9月11日 9:40

    最初に買ったHWSチーフも店の展示在庫でした。
    その店最後の在庫でした。
    しかし探せばあるですね。
    今度は3インチを手に入れてスクエアサイズに改造したいもんです。
    刻印機はどこまで使えるかは未知数です。
    しかも刻印機を買う金があったら、かなりの数を外注で刻印できてしまいます。
    結構図体でかいし、やや持て余し気味ですぅ~。

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