モデルガンS&W M586再び

みなさん、ご無沙汰しております。管理人です。ちゃんと生きてます。この2ヶ月半の間はトイガン作業はそこそこ、色んなことに奔走しておりました。このブログも休止状態にも関わらず毎日たくさんの方々からのアクセスありがとうございます。奔走状態もほぼ落ち着きましたので、これからは以前どおり更新、作業依頼を受け付けを再開しますので、皆様これからもよろしくお願い致します。































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さて、新作です。 マルシン586の6インチリアル刻印 モデルです。これはベース銃としてずいぶん前に手に入れていました。4インチとはまた違った印象ですね。4インチはお巡りさんの腰に、6インチはマッチシューターの腰に似合うと言ったところですかね。マッチガンのベースにも多く使用されるからこんな印象なんでしょうか。

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バレルの長いのは写真に撮りにくいです。普段撮影に使うレフ板では小さすぎて光が回り切りません。もう少し大きなレフ板と光源がいりそうです。この586は私の手持ちのベース銃でしたが、グリップは作業の依頼主様の私物です。かなりお世話になっている方ですが、今回は実銃写真(「GUN誌の切り抜き」)を送って頂きました。これは大変参考になりました。

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このグリップはサウスポー兼用のため、左右両方に切りかきが入っています。オリジナルストックでマッチに参加するシューターは少ないかも知れませんが、ウィークハンドシュートにも対応です。このご依頼主様は、いつも綺麗なグリップをお持ちです。ポリッシュブルーの  モデルガン には味のあるキズだらけのグリップよりこれくらい状態の良い方が引き立ちます。

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シリンダーをスウィングアウトした状態です。シリンダーの前後はサイドをブルーイングしたあとに、マットブラックに染めてあります。

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バレル~フレームトップもサイド部をポリッシュブルー処理の後マットブラックに染めてあります。他の部分をポリッシュした後にペーパーがけをするため、キズが付くおそれがあるため作業は慎重を要します。ただ、こうすることによって、ポリッシュ部分とマット部分のコントラストがよりはっきります。エッジもシャープになります。リアサイトはまだ処理が終わっていません。この後面出しなどをして塗装する予定です。

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この586はご依頼を受けてから2ヶ月以上もかかってしまいました。(ご依頼主様、大変申し訳ありません。)

◆価格表◆



ちなみに今回紹介した仕様での参考価格は、ブルーイングのみで60,000円となっています。(ベース銃は含みません。)ご依頼時の納期や作業内容などの詳細はメールにてご相談下さい。※バレル、シリンダーのインサート加工品(いわゆる『プロップ加工』してあるものはお受けできかねます。ご了承下さい。)

というわけで、復帰第1号はいかがだったでしょうか?(本当はこの2ヶ月間結構シコシコと自分のための作業はしてましたが。。。)製作途中の物がゴロゴロしていますので、徐々にそれらをアップして行きます。 引き続きご贔屓にお願いします。



2 件のコメント :

  1. ご無沙汰してまーす(^。^)
    586、いい感じですね。
    今、ビンセントさんのような「染め切り」に挑戦してます。
    ドブ漬けとの併用でどの程度いけるのか頑張ってます。
    ドブ付けだと、数ヶ月で表面に変化が大きく出てくることが最近わかったきました。
    液の強さとか調整不足なのかもしれんのですが、手塗りだとガッツリと染み込んで長持ちするような気がします。
    しかし、綺麗に染まりますねぇ・・・(うらやましい)
    オイラは黒い煤みたいのが残ってしまって格闘中です(ーー;)

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  2. ビンセント2007年2月21日 10:06

    ご無沙汰してます。プライベートも仕事も激務で病んでました。
    デリンジャーを「染め切り」にするんですか?
    「塗り」の染めは染めきるまではムラが多いです。
    「塗り」しかできない僕から見ると、希釈率で応用の効きそうなドブ漬けも魅力的なんですが。
    やっぱり表面の硬化がイマイチなんでしょうか?
    塗りの経年変化は、去年染めた物もまだまだ綺麗ですね。
    ただ素手で持つとシミになって良くないですが(-_-;)
    デリンジャーとM19楽しみにしてます。
    僕も新作頑張ります。

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