タナカM29モデルガンでダーティーハリー

暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
久しぶりの更新は、タナカのモデルガンS&W M29、これでダーティーハリーのマグナム44を再現です。


5つあるダーティーハリーシリーズですが、皆さんどの作品が印象に残っているでしょうか?
私は2の「マグナム・フォース」ですね。
小さい頃にレンタルビデオで見ましたが、それまで「良いモン」の銃だったパイソンがワル者だったことに衝撃を受けました。
スピードローダーで弾を込めるシーンは、子供ながらにしびれたものです。
今回は実際に劇中で使われたM29の資料を入手しましたので、これをモデルガンで再現することにします。


まずはこちらのリンク先でプロップガンを見てください。


劇中で使われたモデルはシリアルナンバー「S206921」のモデルだと言うことです。
実際にプロップガンを見てみると、細かいですがいろいろな特徴があります。
ここからは実際に製作したモデルガンの画像をご覧ください。


・シリンダーフルート部の面取り
日本で発売されているモデルガンだとハートフォードのビクトリーモデルもこんな風になっています。これはこれで表情がついてカッコイイです。





・トリガーガード全面のシリンダーストップスクリュー(4スクリュー)
「Standard Change of Smith&Wesson」によりますと「S179000から製造が始まって1962年にS220000からM29-1、ほとんどが3スクリューになった」とあります。
このモデルは「S206921」ですので、4スクリューの範囲だという解釈です。
プロップガンにもこのネジがあります。
ちなみにこのネジもハートフォードのビクトリーモデルにあります。
ボール盤で穴をあけた後、このネジを流用しています。




・シリンダー収納部の刻印
この刻印がないとダーティーハリーのプロップモデルガン化の意味がないですね。
プロップガンでこの部分の画像がなかったのですが、シリアルナンバーが近いモデルから推測して刻印しました。
文字は・・・

S206921

MOD 29
ですね。
シリアルナンバーはレイアウトを崩して刻印しています。


これに、カウンターボアード化、フレームラグの新造、フロントサイト新造、セレーション延長、刻印打ち直しなどのおなじみのカスタムをしました。

ちょっと長くなりましたので、全体写真はページを改めます。

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