2015年4月14日火曜日

モデルガンのブルーイング再入門-6-ブルー液を塗った後の処理方法

■ブルーイングの変化の仕方

HW樹脂モデルガンにブルーイングを初めて行った人は、その変化におどろくでしょう。
時間をかけて下地処理をして、鈍い銀色が青黒く変色し、独特の質感が生まれます。
しkし、ブルーイングが失敗すれば、いくら丁寧に磨いた下地も振り出しに戻ります。
費やした労力に見合った結果に至らず、ブルーイングあきらめる人もいるかもしれません。
そのまま塗装してしまったり、
あるいは「使い古した感じ」と割り切る人もいるかもしれません。

ブルー液を塗った後、どういう変化をたどってブルーイングが完成となるのか、そのフローを知っているだけで不安な気持ちが少しだけ解消できるかもしれません。


■ブルー液は塗ったらすぐ拭う

ブルー液を塗った後、急いですることがあります。

それは、ブルー液をすぐに拭うことです。

ブルー液がHW樹脂につくとどうしても、表面にブルー液が溜まってしまいます。
それほどブルー液を付けていなくてもブルー液は溜まっています。
ブルー液が溜まっていると、HW樹脂に処理能力のあるブルー液がいつまでも触れた状態になってしまいます。
これではブルーイングがずっと進行した状態になってしまいます。
ドブ漬けなら均一にブルー液が付くためこれでいいのですが、塗り込み法ではブルーイングされていない個所もたくさんあります。
一か所だけ過度にブルーイングが進行すると、ムラやアレの原因になります。

塗ったブルー液はすぐに拭うのが基本です。



いったい何回塗ればいいのか。

下地処理を適切にやっていると、HW樹脂は鈍い銀色、鉛色になっているはずです。
この時艶があまりない状態ですと、研磨不足です。
艶のある下地を作り直してください。

ここからは、下地処理がしっかりできているとして説明します。

ブルー液を筆なり、パフなりにつけてHW樹脂に付けると、まず黒くなります。

ブルー液がついていないところとは明確な変化があります。

それではこのブルー液は一体なんかいくらい塗ればいいのでしょうか。
これは答えはありません。
塗りつけるブルー液の量にもよりますし、下地の研磨具合、HW樹脂によっても違います。
ちなみに私の場合は、ガバメントのスライドの平面部分一面で、塗っては拭ってを繰り返し、2時間くらいかかります。
2時間が長いか短いかは別にして、もっと短時間で処理される方もいらっしゃいます。

それではこの2時間の間何をしているかについて説明します。

■ブルーイングフロー例

  1. ブルー液塗布→拭き取りを繰り返します。
    2~3回でまんべんなく黒くなります。
    ただしまだムラがあります。
    色味は、茶色がかった黒です。
  2. 4~10回目
    だんだん艶がでてきます。
    色味は少し銀色に近くなってきます。
    ブルー液をはじく個所が出てきますが、まだまだ粉をふいたような箇所がほとんどです。
  3. 11~20回目
    ブルー液をはじく個所が多くなってきます。
    ブルー液を全体的にはじくようになれば、ひとまず完成です。
    ブルー液の拭き残しがあるとムラになりますので、ティッシュできれいにふき取ります。
    拭き残しが固まって取れない場合は、少しだけブルー液を足すとすぐに取れるはずです。
  4. 完成
    ひとまず完成したものを眺めて、色味が濃いところを探します。
    そのあたりはまだ液に反応する余地がありますので、ブルー液を塗布します。
    この時色味は少しだけ変化します。
    すでに反応が終わっている箇所との差異に注意して処理します。
    良い感じに染まれば完成です。

■根気よく、スケジュール感をもって

ブルーイングは、技量よりも根気が必要です。
このくらいでいいかと放置した個所はブルーイングした後でも分かります。
完璧主義な人の方が、向いているでしょう。

手の遅い私がいうのも何ですが、スケジュール感を持つことも必要です。

活動時間帯は人それぞれなので、あくまで私の場合を説明します。

ブルー液を塗るのは、研磨の後すぐが理想です。

そのため、研磨作業が夜の11時くらいに終わったら、そのあとブルーイングすると1時を回ってしまいます。

1時までやればいいのですが、集中力が切れると仕上がりが甘くなります。

こういう場合は、10時半くらいの1000番くらいのペーパーかけで切り上げて、翌日に持ち越した方がうまくいきます。

ブルーイングは先を急がずに気長にやる方がうまくいくのです。

6回に分けてブルーイングについて気付く点を、思いつくままに書きました。
ブルーイングについて悩んでいる方は参考にできるところは取り入れて、ぜひ自分の技法を編み出していただければと思います。

ブルーイングは下地が命です。
「これがくらいでいいか」と目をつぶった個所は必ず仕上がり後も、目立ちます。
落ち着いて根気よく作業することが肝心です。


















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