HWSのモデルガンM19-2.5インチ刻印・ブルーイング

Dsc_5149私がGUN誌を買うようになって間もない頃、表紙にこの S&W M19-2.5インチが飾られている時がありました。当時もリボルバー大好きでしたから、かなり印象に残っていました。今回はその記憶を呼び覚ますように作業しました。(読んだGUN誌は1989年7月号です。刻印 やフレームラグの形状は違います。)



ベースはHWS製のものを使用し ブルーイング しました。1年くらい前にベース銃が市場から払拭する前に確保していましたが、ちょっと前に再販されましたよね。現在でもまだまとまった数が出回っているのではないでしょうか。



Dsc_5147_2グリップは木目の美しいゴンカロ材を使用した実銃用のものを用意したいところでしたが、見つけることができませんでした。仕方なしに今回は タナカ 製をつけています。反射でわかりにくいかもしれませんが、グリップのエンブレムはグリップに沿って曲げた後、軽く ブルーイング しています。



Dsc_5136 シリンダーその他の輝きをご覧ください。もちろん今回もフレームラグは別パーツ化しています。フレームラグはジャンクのHWS製M19のフレームから切り出していますので、ブルーイング後の質感の差もありません。



Dsc_5138サイドプレートとアドレスの刻印 を入れ直しています。バレルは元からのがシャープに入っているのでそのままです。フレーム上のバレル基部のピンもスチール棒から新規作成し、打ち込んであります。ハンマー、トリガーはケースハードゥンフィニッシュです。



Dsc_5145このサービスサイズグリップも トイガン 用(マルベリー製)です。残念ながらフレームとラインが合いません。グリップが安っぽいので、グリップアダプタは実銃用を用意しました。タイラーズのものです。たかが、グリップアダプタですが、 トイガン 用のものとは作りが違います。



Dsc_5144 フレームラグを別パーツ化することにより、スウィングアウトしたシリンダーがしっかり保持されます。



Dsc_5142_2ご覧のようにかみ合います。



Dsc_5139_2 フレーム下部(トリガーガード周辺)は リボルバー を美しく見せる曲線ですので、しっかり仕上げます。マズル面はポリッシュ後軽くブルーイングしています。



Dsc_5134バレル~フレームトップはマット調に ブルーイング 。リアサイトは平面出し後、マット塗装 しています。



ハンマーのチェッカリングも 精密ヤスリ で目立て仕上げしております。



Dsc_5143今回はいつもより写真を多めにお届けしました。いかがでしたか? 樹脂 製 トイガン のブルーイング作業はつらいですが、完成後はそんなことも忘れさせてくれる妖しい美しさがそこにはあります。 







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