まずハートフォードM19のダメな点。
1.スイングアウトしたときのシリンダーを止めるフレーム下部のポッチの前。これがエグレ過ぎてます。チーフはちゃんとした形をしてるのになんででしょうね。(写真はハートフォードのチーフです。ブルーイング初期なうえ散々遊んだのでアラが目立ちますが。。。)
手元に亜鉛の粒がハデに入ってる同じくM19のサイドプレートがあったので、切り出してヤスリで丸めて丸棒を作成しました。その後フレームに丸棒と同径の穴を掘り植え付け。タイトに作って上から木槌でたたき込みました。その後、丸棒の前半分を削り取ります。この時丸棒の段を、チーフと同じ二段にするとシリンダーが入りません。ボアードされているシリンダーとフレームのすき間が、チーフなどとは異なるためです。作業後の写真をアップしますが、実寸より拡大されて表示されるためアラが目立ちますが、それなりの仕上がりです。 要は実銃同様別パーツ化してますよってことで。左が加工前、右が加工後です。タイトに作成したので外れることはないと思いますが、もしもの時のため瞬間接着剤で止めています。
2.サイドプレートの刻印
対応策→再刻印 。
安易でコストはかかりますがしょうがないです。この部分にマークがあるとないでは、印象が違います。比較的しっかり刻印 が入ってる マルシンの586のサイドプレートをスキャンし、イラストレーターでトレースしたデータと共に刻印 業者へ。。。
実は、このM19は1ヶ月ほど前から作業に取りかかっていました。しかし磨くに連れ、上記2点が気になり、放ったらかしにしてました。ブルーイングに取りかかれないその間に、しこしこ刻印 をトレースしたり、丸棒が丸く削れなくてダメにしたりと、紆余曲折がありました。で、やっとこさ再度初めから磨き出したのです。
フレームとサイドプレートは、曲面の多いリボルバーでも唯一の平面といっていいでしょう。曲面とのコントラストを付ける意味でちゃんと平面出しをしてやる必要があります。その点後付けのポッチと再刻印 で、平面をしっかり出してやることができました。多少手間がかかりましたけどね。
さて、実銃の雰囲気にどこまで近づけるか。。。残るはブルーイングです。(その前にシリンダー!)
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