HWSのモデルガンビクトリーモデル塗装

当ブログ、ずいぶんと更新されておりませんが、少々ネタを切らせておりました。
というのも、刻印やら部品単位のブルーイングなどが続き、なかなか写真映えするようなものがなかったんです。

さてさて、ブルーイングではありませんが、久しぶりにモデルガンのフルカスタムするものがありましたので、アップします。

ベースはご存じHWS製モデルガンのビクトリーです。
外観を大きく変更したわけではありませんので代わり映えしませんが、それなりに手を加えています。
まずトップの画像はバレル刻印ですね。

ビクトリーモデルはバレル上部にパテント表記などがあります。うれしいことに、HWSはそれを再現してくれましたが、塗料に埋もれてしまうのが心配でしたので、刻印しなおしました。



今度は左サイド。最初は、バレルのメーカー表記です。
HWSのものは、特徴的な「&」が再現されていましたが、太く大きすぎたので、再刻印しました。

その他は、HWSのKフレーム共通の欠点、フレームラグの新造です。

トリガーもM19タイプのマッチョなタイプでしたので、先をとがらせクラシカルな雰囲気に馴染むようにしています。

その他は細かいですが、バレルピンですね。

今度は逆サイド。こちらもバレル刻印は埋めて、刻印しなおしています。
刻印の統一感を持たせるため、前述したバレル以外も、生産国表記、エンブレムをも面出し後再刻印しています。



同じサイドのアングルの写真です。 ハンマートリガーのケースハードゥンは適度な反応で止め、コーティングしています。


今回のご依頼は、バージョンが数ある、「ビクトリー後M10未満の一モデル」というコンセプトでした。
ご用意頂いた資料と同じシリアル番号をいれました。
グリップはクラシカルな、ダイヤチェッカーが正解ですが、今回は用意できず手持ちのものを付けています。


色味は少し青味の抜けた質感を再現したかったため、塗料はキャロムの「ブルースチール」を使用しました。

HW樹脂への塗装は、ブルーイングと同等の下地処理を施さないと、綺麗に塗料がのりません。刻印を埋めて、気泡をつぶして、面出しして表面処理してと、塗装でもそれなりに時間がかかったなぁと。それだけの魅力が出ていれば良いのですが。。。

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