今、手元に少々くたびれたグリップがあります。
塗装も痛み、汚れも多い状態です。
これを現在製作中の作品に取り付けるべく、化粧直しすることにしました。
本当なら荒いペーパーをかけるのですが、なるべく形を崩したくないため、今回はアルコールで地道に剥離しました。
アルコールに溶けるのでおそらくラッカー系の塗料が使われてるのでしょう。
霧吹きでアルコールを吹き付けると、塗膜が白濁します。
その白濁部分をへらでこそげ取る、この繰り返しです。
S&Wのスピードローダー切り欠きのないタイプですね。
説明するまでもないですが、塗装を剥離したのは左側です。
その後は、ペーパーがけで整えます。
平面部分の塗料はこの方法剥離できますが、チェッカリング部分はこの方法では作業できません。
チェッカリングのヤマもだいぶ減っていましたので、塗装剥離も兼ねて改めて目立てを施します。
その目立ての道具、チェッカリングツールです。
デム・バート(DEM-BART)というメーカーのチェッカリング専用工具です。
これでチェッカリングのヤマを彫りなおしていきます。
S&Wの木グリのチェッカリングは、1インチあたり16本のチェッカーが彫られていますので、それに合わせた刃先を用意します。
今まではホームセンターで買えるニス類で塗装していましたが、毎回、刷毛の後かたづけ、屋外での作業のため天候に左右されるなど、いまいち使いにくいものでした。
今回は屋内でも作業できるように「シェラック」で塗装しました。
「シェラック」は、バイオリンやギター、家具などに使用される天然のニスです。
本来はこれをアルコールで溶かして、布で塗り込むのですが、今回は刷毛で塗布することにしました。
なかなか良い状態に仕上げることができました。
すでに作品はできあがっていますので、このグリップを装着し、後日撮影しアップします。
塗装も痛み、汚れも多い状態です。
これを現在製作中の作品に取り付けるべく、化粧直しすることにしました。
■塗装剥離
まずは、塗装剥離からです。本当なら荒いペーパーをかけるのですが、なるべく形を崩したくないため、今回はアルコールで地道に剥離しました。
アルコールに溶けるのでおそらくラッカー系の塗料が使われてるのでしょう。
霧吹きでアルコールを吹き付けると、塗膜が白濁します。
その白濁部分をへらでこそげ取る、この繰り返しです。
S&Wのスピードローダー切り欠きのないタイプですね。
説明するまでもないですが、塗装を剥離したのは左側です。
■下地処理
大まかな塗料はアルコールとスクレーパー代わりのへらで落とします。その後は、ペーパーがけで整えます。
平面部分の塗料はこの方法剥離できますが、チェッカリング部分はこの方法では作業できません。
チェッカリングのヤマもだいぶ減っていましたので、塗装剥離も兼ねて改めて目立てを施します。
その目立ての道具、チェッカリングツールです。
デム・バート(DEM-BART)というメーカーのチェッカリング専用工具です。
これでチェッカリングのヤマを彫りなおしていきます。
S&Wの木グリのチェッカリングは、1インチあたり16本のチェッカーが彫られていますので、それに合わせた刃先を用意します。
■塗料
次は塗料です。今まではホームセンターで買えるニス類で塗装していましたが、毎回、刷毛の後かたづけ、屋外での作業のため天候に左右されるなど、いまいち使いにくいものでした。
今回は屋内でも作業できるように「シェラック」で塗装しました。
「シェラック」は、バイオリンやギター、家具などに使用される天然のニスです。
本来はこれをアルコールで溶かして、布で塗り込むのですが、今回は刷毛で塗布することにしました。
なかなか良い状態に仕上げることができました。
すでに作品はできあがっていますので、このグリップを装着し、後日撮影しアップします。
グリップもレストアされるのですか・・・
返信削除ペーパーを使わずに・・・の作業・・・愛情を感じます
天然ニス・・・っていうのもイイですねぇ~
バイオリンにも使われている・・・なんて聞くと
ますます高級感・・・感じてしまいます!
優しく・・・そして美しい
このグリップでリボルバーの優雅さが一段と引き立ちますね♪
obi様
返信削除ギターを塗装したりしている時期がありましたので、その要領でレストアしてみました。
おっしゃるとおり「シェラック」は優しい質感です。
必要な量だけアルコールに溶かして使用しますので、無駄もありません。
ただ、蒸発したアルコールで若干酔っぱらってしまいますが。。。(*゚ー゚*)
やっぱりブルーイングには茶色い木グリが似合いますね。