コルトロイヤルブルーの輝きータナカパイソンℛ-model4インチブルーイング


パイソンはマズルから眺めたときが一番絵になると個人的は思います。

タナカパイソンR-modelの動作感は素晴らしい

現行のタナカのパイソンモデルガンはサイドプレートや内部の機構に工夫が加えられたr-modleです。
これまでは、亜鉛合金のサイドプレートとHW樹脂との色合わせがシビアで、これなら旧モデルの方が仕上がりは良いと苦手でした。
ただ、旧モデル(無印)と比べると動作感は格段に向上しています。

苦手だった色合わせも、ようやく仕上げが安定してきてやり直しせずに済むようになってきましたので、1丁仕上げてみました。

パイソンはどの銃身長もバランスよく見えます。

亜鉛合金と樹脂との色合わせは重要です

亜鉛合金は磨けばかなり光ります。サイドプレートは亜鉛合金ですので、もっと激しいシリンダーの映り込みもできますが、HW樹脂と質感を合わせるべく「ほどほど」の研磨具合にして質感を合わせています。

艶消しと鏡面のコントラスト

コルトの銃はガバメントもそうですが、マットな加工と鏡面処理のコントラストのかけ方がうまいと思います。タナカのパイソンでも梨字加工がされていますが、さらにコントラスト付けるためマット塗装で再現しています。

ブルーイングは「黒さ」も重要

実銃を知る人は「実銃は青くない」と言っているような気がします。ほどほどのブルーイングでも光を反射させれば、それっぽく見えるのですが、その時のHW樹脂の表面の色は青みがあります。私は前述の実銃を知る人の発言を信じて、なるべく青くならないように染めています。それでいて金属質感も維持できる仕上がりを再現できていると思います。

ベースとしたタナカパイソンのバレルの刻印は深くくっきりしたものが入っています。元の刻印をそのまま生かしてブルーイングしました。マズル側面、その他の塗装部分はマスキングすることによりブルーイングとの境界線をくっきり分けています。
ヨーク、トリガー、サイドプレートと樹脂部分との色味も違和感はなく仕上がっています。


照明を整えることによって、金属的質感を再現することも可能です。久しぶりのパイソンでしたが、こちらは手持ちの素材より加工しています。もともと製作依頼品でしたが、刻印加工を誤ってしまいHW樹脂を埋め戻して加工しています。案外わからないとも思いますが、トリガーガードとグリップの間の箇所です(Vの字を打刻している箇所)。




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